
Disk1
愛おしく暖かい・・・
とにかく愛しい…人を愛するってこう言う事かとしみじみ感じる作品でした。
前半、「恋路」は「君も知らない邪恋の果てに」に後日談です。前作の激しい展開とは違い、立ちはだかるのは現実生活。色子としての過去や重い現実に悩みつつも、前向きに生きようすとする蕗苳。懸命に支えようとする旺一郎。蕗苳の芯の強さも垣間見えて、心から応援したくなる作品です。
後半、「溺愛」は「愛で痴れる夜の純情」ほぼ直後のお話。このお話、とにかく溺愛そのもの。聞いていても、なんと言うことのない台詞なのに涙が出る!綺蝶と蜻蛉の会話の端々に愛情を確かめ合う雰囲気があふれていて、とにかく切ないほどに愛おしさがにじみ出ているのです。これは、前作を聞いてからが断然お勧め。
決して望んではいない遊郭での生活が重く心を占めている蜻蛉。飄々となじみながらも、苦悶の日々を送っていた綺蝶。「やっとそれができる身分になったんだからね…」という綺蝶に号泣しました。大切に大切に壊れ物を扱うような丁寧さで蜻蛉をいつくしむ綺蝶に、なんとか答えたいと願う蜻蛉。
最初から最後まで、涙の乾く暇がありませんでした。こんなに暖かく愛おしい気持ちになったのは初めてかもしれない。平川さんと緑川さんの演技は本当に芸術だと感じます。
キャストトークで少しそのヒントがあるようです。素晴らしい声優さん達に脱帽でした。
心を鷲づかみにされるような感動をしたい方お勧めです。
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