
Disk1
魅了されっぱなし
音楽番組ではじめてラッセルワトソンを見ました。
オーケストラをバックにして歌っているワトソンは
スケール感が広大で、テレビの画面をはみ出して
宇宙へ広がるようです。
声色も豊かで、同じ人の声とは思えないほど幅があります。
一発で魅了されてしまいました。
すぐに最新CDであるアモーレムジカを求めました。
気をもむ日々がすぎ、アマゾンさんから送られてきてから
寝てる時以外、もうどれほど聞いているでしょう。
とにかく、心休まるし、
やさしく包むように歌い上げるラッセルワトソンの魅力の虜です。
男なのに、歌声に恋をしてしまったのかも。
丁寧に歌い込まれたポップス色の強いアルバム
選曲にクラシックがほとんどないので、あれと思いました。いつも必ず入れていたオペラアリアがない。オペラアリアにこだわりを持っていた彼にしては珍しいと思いつつ購入。解説を読んで納得しました。声帯に出来たポリープ手術後のアルバムとのことで、負担のかかるファルセットを多用しなければ歌えないオペラアリアは無理だったようです。
彼の一番の魅力はポップスとクラシックの垣根を越えてバラエティ豊かに歌えるところにあり、彼のクラシックが好きだった私としては順調な回復を祈りつつも星ひとつ減点。
とはいえ、アルバムとしてはかなりいい出来だと思います。少なくとも、クラシックに偏重した選曲でしかも新味の乏しい正攻法アレンジでがっかりさせられたサードアルバムに比べるとずっと心に沁みる歌です。前述の理由でほとんどはポップス選曲でバラエティという点ではやや平板ですが、一曲一曲の歌いこみの丁寧さはデビューアルバムに匹敵すると思います。やはり、命の声帯に病を得て歌えなくなるかもしれないという恐怖を克服したことが歌に深みや渋みを与えているのかもしれません。
一番の聴きどころは3曲目"You Raise Me Up"~4曲目"Il Gladiatore"でしょうか。"Il Gladiatore"は映画「グラディエイター」のテーマに歌詞をつけたものですがオペラアリアっぽい趣のある曲です。"You Raise Me Up"は何というか渾身の熱唱という感じで圧倒されます。
ラッセルはクラシックという方にはもうひとつかもしれませんが、ポップス中心といってもクラシックテイストの強い曲が数多く選曲されており、聴き応えのあるアルバムです。
ラッセルワトソンの新境地
アリアも歌曲もポップスも、美しい声で高らかに歌いあげた今までのアルバムとはまったく違う、喩えて言えばバラード集のような趣で、全篇が心に語りかけてきます。
過去3作は、いずれも歌う喜びと楽しさに溢れ、重い歌もどこか明るかったですが、病気と手術と復帰を経て作られた今作は、歌える事への感謝や祈りがこもっているように思いました。
4曲目のグラディエーターは悲壮な映画のワンシーンが浮かんでくるようで、まさに今回の苦しみを経る事がなければ歌えなかったのではないかと思うほどです。
3曲目にはジョシュが歌ってヒットしたユーレイズミーアップが入っています。この歌は、日本では、布施明さんが日本語訳で歌っています。温かく包み込むようなジョシュ、豊富な経験を歌に込めて勇気と励ましを与えてくれる布施明、そして、ワトソンさんは心の深いところに直接語りかけて来るようでした。1曲の中に、ささやくハスキー、透明な高音、深いテノールが交互に顔を出し、必聴の1曲だと思います。
透明感のある美しい高音は、ボーナストラックのヘイリーとのデュエットで堪能できます。
毎日聴く普段使いのヴォイスシリーズとは違って、アンドレアボチェッリのように、心に元気のない時に聴きたい一枚になりました。
ラッセルワトソンの新境地
アリアも歌曲もポップスも、美しい声で高らかに歌いあげた今までのアルバムとはまったく違う、喩えて言えばバラード集のような趣で、全篇が心に語りかけてきます。
過去3作は、いずれも歌う喜びと楽しさに溢れ、重い歌もどこか明るかったですが、病気と手術と復帰を経て作られた今作は、歌える事への感謝や祈りがこもっているように思いました。
4曲目のグラディエーターは悲壮な映画のワンシーンが浮かんでくるようで、まさに今回の苦しみを経る事がなければ歌えなかったのではないかと思うほどです。
3曲目にはジョシュが歌ってヒットしたユーレイズミーアップが入っています。この歌は、日本では、布施明さんが日本語訳で歌っています。温かく包み込むようなジョシュ、豊富な経験を歌に込めて勇気と励ましを与えてくれる布施明、そして、ワトソンさんは心の深いところに直接語りかけて来るようでした。1曲の中に、ささやくハスキー、透明な高音、深いテノールが交互に顔を出し、必聴の1曲だと思います。
透明感のある美しい高音は、ボーナストラックのヘイリーとのデュエットで堪能できます。
毎日聴く普段使いのヴォイスシリーズとは違って、アンドレアボチェッリのように、心に元気のない時に聴きたい一枚になりました。
やっぱいい、さらにいい
渋さが加わった、というのが第一印象。ドラマティックで爽やかな部分は変わらないけど、表現力が増して新しいラッセルという感じ。これまでのアルバムに比べると初めて聴く曲が多いけど、すぐに耳に馴染むのはやっぱり彼の声の力。メジャーどころではユー・レイズ・ミー・アップはジョシュ・グローバンより柔らかい雰囲気で好きだなあ。
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