
アイシャの過去
影執事シリーズの3冊目です。
今回のお話はアイシャに焦点が当てられた、過去と向き合うややシリアス寄りの
展開でした。
しかし随所に散りばめられたおとぼけ風味のコメディは相変わらず面白いです!
特にやられ役兼脇キャラのその後の人生模様、とかですね(笑)
全体としては、敵であったカナメ達が仲間になっていたり、ドミニクの意外な人物像が垣間見えたり
と、リズム良く面白い展開が待ち受けていました。
個人的にはアルバの株が急上昇です!
そしてマルクがアイシャに対して、彼女がエルミナのために笑顔で傍にいることは
知っている、でもエルミナが笑顔になれたからといって離れていいということにはならない、
と思うシーンは胸が詰まりました。
それはエルミナがマルク以外に微笑みを見せた時、彼もまた一瞬であるけれどもアイシャと
同じように考えてしまった出来事があったからだと思います。
心の哀しみと矛盾に気づいていけることこそがマルクの優しさだなあと、やはり
彼がますます好きになりました。
例え恋愛ごとには乙女心知らずのカナメ曰く唐変木であっても(笑)
そしてマルクとエルミナの関係にもほんの少し進展がありました。
進んだというよりは深まった、というほうが正確でしょうか。
一番最後のシーンで、エルミナがマルクに要求したことが、とても胸に響きます。
マルクがエルミナを「お嬢様」と呼ぶのは、今回が最後かもしれません。
カナメの可愛さは反則じゃなかろうか?
もはやタイトルで伝えるべき内容は伝えきった気分なのですが、
さすがにそれだけではあれなのでもう少し内容をば(苦笑
1巻はマルク、2巻はエルミナとくれば3巻は?
ということでアイシャがメインの3巻です
1巻からの登場人物の割りに余り掘り下げられていなかった彼女ですが、
今回はそんな彼女と彼女に関係ある人達が大暴れです
……うん、間違ったことは言ってない、多分w
作者的には3巻のテーマは家族らしいです
家族というよりも血縁かな?
1〜2巻までの登場人物の血縁がごろごろと明らかになるので、
ある程度この作品に入り込んでいる人なら結構楽しい展開かも
ああ、そうそう、家令のあの人も少しスポットライト当たります
なので1巻で登場しておいて全然掘り下げてなかった人達が大活躍な仕上がりです
でもやっぱり個人的に見所はカナメだと思う(爆
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