時間封鎖〈下〉 (創元SF文庫) 通販

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時間封鎖〈下〉 (創元SF文庫)

時間封鎖〈下〉 (創元SF文庫)
  • 時間封鎖〈下〉 (創元SF文庫)
  • Robert Charles Wilson
  • 東京創元社
  • 文庫
  • 売り上げランキング カテゴリ中 72343位
  • オススメ度:
  • Book (2008-10)
  • 定価¥ 987(税込)
  • 価格:¥ 987(税込)
  • 在庫あり。

アマゾンカスタマーレビュー

3部作の第1編/物語の先行きが楽しみな長編SF


 地球を包み込んだ大きな界面の外側では1億倍の速度で時間が流れ、やがて太陽が巨星化して地球を飲み込んでしまう危機が迫ってくる…。

 実にSF的で奇抜な設定の妙もさることながら、3人の幼なじみタイラー、ダイアン、そしてジェイスンの30年にわたる人間関係が丹念に織り込まれていく様子に魅かれます。それぞれが地球滅亡にひた走る世界の中で、後悔と慚愧(ざんき)の念に苦悶する。それぞれが目指すところを心に強く抱きながらも、ままならぬ人生を惑いながら生きる。そんな3人の姿が確かな現実感を伴って読む者の前に立ち現れるのです。

 「しっかりしなさい。世界は驚きで溢れているのよ。生まれたときから、人間は自分のなかに他人を抱えているものだし、その他人をちゃんと紹介してくれる人なんか、どこにもいないの」(323頁)
 この言葉が心に添うほど、登場人物たちが多面的な自己を時にもてあましぎみである局面を見せます。こうした、生きることに迷う人間が描きこまれた物語を読み進めるにつけ、SFを読んでいることをときに忘れてしまうほどです。

 一方で、この書を読了しても、SF的ストーリー展開は中途で終わった印象を残します。
 「訳者あとがき」によれば、それはこれが作者ロバート・チャールズ・ウィルスンの中では「Axis」「Vortex」へと引き継がれる3部作の第1編に相当する物語だからです。

 界面の持つ本来の目的とは。そして界面を創った仮定体の正体とは。
 謎はまだ提示されたばかり。幸い「Axis」は「無限記憶 (創元SF文庫)」として同じ翻訳家によって訳出されたところです。
 まずは第2編へと読書のコマを進めたいと思います。

イーガンの『宇宙消失』以上!?

設定自体はグレッグ・イーガンの『宇宙消失』に似てるけど、物語自体は、こっちのほうがいいかも!?
人類の将来と主人公の恋愛。どっちも主要なテーマ。

とても良い

リアルな身体のままで、莫大な時間を使ってなにをするのかというのは、おー、面白いなあ。

ある段階にいたった文明には

すべて「あること」が起こる。
これ以上書くとネタバレになってしまいますが、超越者の存在とかを前提にしているので私的には評価は低いです。
しかしハードSFとしてはなかなか読ませるものがありました。

始まりの終わり

3部作の最初の終わりだと思えば納得できる。
この作品だけでは、全体の壮大な背景まではうかがい知ることはできない。
ただ、人類が目覚めたことは何となく理解できた。
最後の仕掛けは、開きっぱなしのスターゲイトだと思った。