
科学を学ぶことの大切さを知る
日経パソコンに連載されていたものの単行本化。日経パソコンは、普通の書店では買えなかったので、早く単行本にならないか楽しみにしていた。
パソコン雑誌に連載されていたものだけど、内容はパソコン関係だけでなく、理系の話全般。何で自転車は倒れないか、なんて分かっていそうで分からない問題がたくさんあって、ためになる。
それよりも、
「科学技術は人間の敵だ、と言っている人が多いけれど、科学技術がなかったために、環境変化に対応できなくて絶滅した生命が過去にあったわけだ。人間は、科学技術を使って、自分たちに快適な環境を守っていける知恵をもった生き物なのだよ」
という博士の言葉に共感した。
環境問題=自然を守るって言うほど単純じゃないんだよなぁ。
科学豆知識本
ミステリー作家の著者が、2005年10月〜2008年3月まで
『日経パソコン』に連載した、会話形式の科学問答を
纏めた本。博士と助手との軽快な口調の会話が楽しい
です。
題材はホントにいろいろ。自転車やマカロニの作り方
等々、意外な発見の連続です。また、エンジニアとして
の著者のこだわりが垣間見れる面も(「最適化」という
誘惑や「人にやさしい科学」)。
ちょっと値段が高いが、、人に話したくなる(自慢?)
科学豆知識が手に入る本です。
非常に良質な科学の読み物
森博嗣さんの魅力が詰まった、大変良質な科学の本.
取り上げられているテーマは、今までに見た雑学本と違って
とても個性的で、飽きがこない.
ささきすばるさんの絵もよくマッチしています.
教授と助手の会話がコミカルで思わず笑ってしまうくらい.
「マカロニの作り方」では、驚きながら笑うといういままで経験したことのない
状態になりました.
まえがきには、エッセイを連載してきたなかでのちょっとした苦労話が記載されています.
私的、本書の特徴
・文章が面白い
俗に言う雑学本は世の中に多数存在しますが、森氏の書く、博士と助手
の会話形式による文章は、エンターテイメント性も非常に高く、純粋に
読み物としても楽しめます。
加えて、全127ページに60作収録=1作あたり2ページ という分量も、
今までの森作品には無かったテンポを感じさせる要因だと思いました。
・イラストが可愛い
60作全てに、イラストレータのささきすばる氏が制作に参加したという
フルカラーイラストがあり、これが非常に可愛いです。
本書が文庫化された場合、縮小される可能性が非常に高いサイズです。
※出版された時期が時期なだけに、多くのファンにとって思い入れのある
作品になることと想像します。
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