
Disk1
お薦めの筆頭ではあるが…
両演奏とも、同曲中のもっともスタンダードな名演奏と言える。
ただ,贅沢を言えば、「スコットランド」は、クレンペラー盤やFコンヴィチューニ盤と比較してしまえば存在が薄くなってしまうのは事実。
「イタリア」に関しては、もうこの上ない名演のように思えるが、アバドが1960年代に同じロンドンsoと録音した旧盤の方が、むしろ円熟した名演を聞かせる。また、この新盤「イタリア」の第2楽章の速いテンポは かなり解せない。
上記のような多少の不満は残るが、「最高」を求めるのでなければ万人向けと言う意味も込めて 同曲の代表盤と言っても差し支えないことは間違いない。
とても優しい響き
アバドのメンデルスゾーンへのアプローチはとても優しい。
有名な3番・4番のカップリングは名盤もたくさんあるが、
この当時のアバド&ロンドン響は蜜月の関係で、
激しい曲も柔らかな曲も見事にこなしている。
アバド&ベルリンよりベストマッチな演奏も多く、
このメンデルスゾーンも後発のベルリンフィルとのライヴより
このロンドン響のもののほうがお勧めです。
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